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夏こそおしっこのチクチクに気をつけて!

 

おしっこのチクチクは冬場だけじゃない:その原因は?

免疫力の低下する季節だから

おしっこのチクチクになりやすいのは冬場だと言われています。トイレが寒くてつい我慢してしまうし、寒かったり風邪をひいたりで免疫が落ちるからです。

でも暑い夏もおしっこのチクチクになりやすいのです。

夏は暑いとはいえ、クーラーでオフィスは冷え冷え。トイレが近くなっても何となく行きにくい。栄養のあるものを食べる元気もないからついつい免疫力が落ちてしまい、尿道から入ってくる大腸菌などの「おしっこのチクチクの原因菌」に対処できません。

免疫力低下しやすい原因としては「睡眠不足」も。
寝苦しい夜。
クーラーが切れるたびに目が覚めてしまうことが多くなるし、シャワーで済ませて湯船につからない入浴も免疫力低下の要因です。

睡眠の2時間くらい前から寝室を冷やし、入浴して、免疫力低下を防ぎましょう。

 

下半身の蒸れやすい季節だから

真夏の生理中に特に気をつけたいのが「蒸れ」。蒸れにくい商品もたくさん出ていますが、一番大切なのは「こまめに交換する」こと。

日本の夏は湿度が高く、蒸れやすい。
蒸れるということはおしっこのチクチクの原因菌が繁殖しやすい環境になりやすいということ。

実際、夏場や冬場にのみ増えるわけではなく、いつも原因菌は下半身には潜んでいるのです。性器周りが蒸れるとバイキンはぐんぐん増えて、尿道から侵入するものも増えてきます。

侵入してきても免疫力があれば退治できるのですが・・・。

なので生理用品のこまめな交換をすることが重要です。

おしっこのチクチク、また?

ひと夏の恋の季節だから

そして、忘れがちなんだけど重要な要因はズバリ「セックス」。

夏は恋のシーズン。
海や観光地で出会ったいい人と、いいムードになってベッドインすることも多くなるようです。

若い女性のおしっこのチクチクの発症原因は性行為が一番多いとも言われています。

彼といざ、そういうことになった時に

  • 手をちゃんと消毒して
  • お尻の穴を触らないで
  • 尿道を触らないで

なんていいにくいですよね。わかります。

でも本当はセックスの前にシャワーをきちんと浴びて清潔にするのが一番。
一緒にシャワーを浴びたり、洗いっこしたりするのも前戯として楽しむとよいかもしれません。

そしてさらに重要なのが「終わった後、トイレでおしっこする」ということ。

万が一原因菌が尿道に入ったとしても、出してしまえば大丈夫。
だからすぐにトイレにいくのをお勧めします。

本当はそのまま腕の中で眠りたい。
わかります。
わかりますけど、まずはトイレに。

後で痛い目を見たり、恥ずかしい検査をするのは女性の方ですから。

 

おしっこのチクチクを早く治す・おしっこのチクチクにならない体になるためには【まとめ】

一旦なると、治りにくく、何度も発症するおしっこのチクチク。
女性は尿道と肛門が近いことからおしっこのチクチクになりやすいのですが、どうしたらおしっこのチクチクを発症しないで済むのか?

  • 細菌を増やさない
  • 細菌を入れない
  • 入ってきた細菌はやっつける

この3つが大切です。

細菌を増やさないために必要なことは?

  1. こまめにトイレにいく
  2. こまめに生理用品を取り替える
  3. 蒸れにくい素材の下着や服を選ぶ

 

細菌を入れないために必要なことは?

  1. セックスの後は必ず早めにおしっこをする

 

入ってきた細菌をやっつけるためには

  1. 免疫力を上げる
  2. 膀胱内の殺菌作用のあるキナ酸をとる

飲むだけで免疫力が上がり、膀胱を消毒するキナ酸がたっぷり入ったのがサジージュース。

今、美容健康ドリンクとして大人気です。

サジーは天然果実なのでとれる量に限りがあるそうです。急いだほうがいいかも!

 

 

 

 

おしっこのチクチクになる女性が多いのは20代だけじゃない

セックスの後清潔にしなかったり、トイレを我慢することからおしっこのチクチクになりやすいと言われていますが、実は閉経後も要注意なのです。

 

女性ホルモン(エストロゲン)が減少すると粘膜が弱くなる

女性ホルモン(エストロゲン)には膀胱や尿路の機能を正常に保つ作用があります。閉経後にはホルモンの分泌が少なくなり、おしっこのチクチクが発症しやすくなります。

エストロゲンは、子宮や膣、外陰部、膀胱から口、目にいたるまで、粘膜にうるおいを与えて守る働きがあります。粘膜にうるおいが無くなると、傷つきやすくなり、炎症を起こしやすくなります。

膀胱の機能自体も加齢のために低下しますが、それに加えて弱った粘膜は侵入した菌により炎症しやすくなります。尿検査で尿の中に菌がない場合は、膀胱内の粘膜が薄くなり炎症を起こしている可能性もあります。

対策としてはます、通常の急性おしっこのチクチクと同じように

  • 日頃から水分をこまめに取る
  • 排尿で細菌を洗い流す
  • 頻尿・排尿痛があれば受診する

などが挙げられます。

 

エストロゲン不足のおしっこのチクチクの治療は

閉経後のおしっこのチクチクにはホルモン剤の投与が行われることが多いです。傷つきやすくなった粘膜を守るためには仕方のないことかもしれません。おしっこのチクチク治療というよりは、更年期の治療に詳しい婦人科へ行くのがおすすめです。

エストロゲンは骨代謝にも深く関与しているため、閉経後には骨量も急激に低下し、骨粗鬆症のリスクが高ま李ます。

閉経後にかかるおしっこのチクチクが全てエストロゲン不足が原因とは限りません。
細菌性の慢性おしっこのチクチクの可能性もやはりあります。特に若い頃から繰り返しおしっこのチクチクになる方は、免疫力不足が原因の一つかもしれません。
原因のまだはっきりとしていない間質性おしっこのチクチクの可能性もあります。

エストロゲンは閉経後、少なくなってくるホルモンですが、サプリメントで過剰に摂取すると「乳房の張り」「下腹部の痛み」などの副作用が出る可能性もあります。

サプリメントを使う場合は、注意が必要です。できれば医師の診断のもと投薬量を決めた方が良いでしょう。

寒い冬にはおしっこのチクチクも大流行

オフィスや自宅の部屋には暖房が入っていて、暑いところもあるけれど。絶対的に寒いのがトイレとお風呂場。

できれば行きたくない。

しかも肌を露出するところだし(笑)

お風呂はまあ、入れば暖かいんだけど、トイレはそうもいかないですよね。
寒くてトイレの回数を減らしたくなること時期こそがおしっこのチクチクにとっては「おいしい季節」なんです。

 

おしっこのチクチクの原因菌を早く!体外へ流そう

おしっこのチクチクの原因は、大腸菌などの菌が、女性と句友の短い尿道を遡って膀胱内に侵入することです。
菌の侵入により、膀胱の粘膜は炎症を起こしてしまいます。

膀胱は尿をためておくところ。
どのくらいたまったら尿意を感じるか?個人差がありますが、成人で膀胱に300mlくらいは溜まると言われています。600~1000mlくらいは、溜まるとも言われています。

なるべくトイレに行きたくないという気持ちで「溜まるだけためてから行こう!」とすると、わずかに侵入した原因菌が増殖する時間を与えてしまいます。

では、頻繁に行くほうがいいのか?
尿意を感じていないのに頻繁にトイレに行くのは「心因性頻尿」(心因性の頻尿)になることもあるので、「我慢しない」程度がいいでしょう。昼間なら3時間前後に一度くらいが目安と言われていますが、摂取した水分量や、利尿作用のあるものを摂った時はもっとトイレが近くなる可能性があります。

 

トイレに行くたくないからといって水分をあまりとらないと激痛が!

では、溜まるのを我慢するかわりに、尿の元である「水分」をあまりとらないでいれば、寒いトイレに行かずに済むのでは?と思う方もいるかもしれません。

水分を控えていると、「尿路結石」の原因になります。
尿路結石は、おしっこのチクチクの痛さとは比べ物にならないくらい痛くて苦しいです!
水分を飲まなくても、体に不必要な老廃物は尿と一緒に排出しなくてはいけません。
老廃物を体内に長くためておくと毒素が発生します。

水分が少なく、それでも老廃物を排出しようとして、濃い尿が出来上がります。
濃い尿は、非常に尿路結石を起こしやすくなります。

水分はきちんととって、適切な尿のたまり具合でトイレに行くことが重要です。

 

おしっこのチクチクにならないようにするには

まず大切なのは尿道付近を清潔にすること。
菌が侵入しなければ、炎症は起きません。

大便の後の拭き方(前から後ろへ)や、セックスの後のシャワー&排尿、ナプキンを早めに交換するなど、やるべきことはたくさんあります。

次に、菌が入ったら早めに出す。
これはきちんとトイレに行くことですね。

最後に「菌に負けない体」にすること。
菌の侵入を予防していても、やはり100%は防げません。
もし、膀胱に菌が入ってきても「膀胱内で殺菌」することができれば安心ですね。

膀胱内を殺菌する「キナ酸」がトップクラスに含まれたスーパーフルーツ「サジー」を手に入れるには?

つらい頻尿や排尿時の痛みがすっきり!もうおしっこのチクチクを繰り消さない体になるために。

 

 

おしっこのチクチクは、大腸菌などが尿路に入って、膀胱までさかのぼることで発症します。
なので、尿道の短い女性の方がリスクが高くなるのは仕方がないといえます。

さらに、女性特有の「生理中」「妊娠中」におしっこのチクチクを引き起こしやすいことが判っています。
女性の常在菌であるデーデルライン桿菌という良い細菌があり、周囲を酸性にたもつことから殺菌作用があるのですが、生理中や妊娠中は数が減ってしまうのです。
いつもは殺菌できていた大腸菌が肛門と尿道口の間で繁殖してしまい、おしっこのチクチクを引き起こしてしまいます。

女の人は、ソンよね。

おしっこの後にはシャワートイレを使わないほうがいい??

お医者さんの中には「シャワートイレを利用することはよくない」という人もいます。
まあ、これは極論かもしれませんが。
ただ、大便の時だけ使用するというのが、おしっこのチクチク予防には最適だと思われます。

シャワートイレについている「ビデ機能」。
性器周りを清潔にするのには最適なものとして開発されたのでしょうけど、実は「水で洗い流してる」つもりが、「大腸菌などを尿道付近に近づけてる」可能性があります。

昔はおしっこのチクチクなどにならないように

「お尻は前からうしろへ拭く」

ということが徹底されていました。
ところが最近はシャワートイレで流し終えた後、トイレットペーパーはざっくりと水分をとるだけに利用するか、乾燥まで機械任せにしてしまいます。

もちろん、紙で拭くよりは、水で洗い流したほうが清潔なのですが、温水によって尿道口から菌を押し込んでしまう可能性があるということを意識したほうがいいでしょう。

 

シャワートイレの利用でおしっこのチクチクにならないようにするには?

解決策としては「おしっことの後、ビデ洗浄機能で洗わない」ということ。

ビデ機能は尿道付近に水が当たります。
おしっこのたびに使っうと菌を押し込んでしまうリスクも高まります。

さらにもっと悪いのが、悪い菌が繁殖しないように周囲を酸性に保ってくれる常在菌「デーデルライン桿菌」をすっかり洗い流してしまう可能性も高いのです。

シャワートイレjは日本ならではの発明品。
世界中がその便利さに驚いています。
せっかくの発明品で「おしっこのチクチク」にならないためにも、「シャワー機能は大便後だけ」にしたほうが無難かもしれませんね。

 

男性はおしっこのあと、先っぽを拭くのか?聞いたことがあります。

だれ一人そんな人はいませんでした。

 

最初に言ったようにおしっこのチクチクは「女性特有」ともいえる病気です。

おしっこのチクチクのほとんどは大腸菌などの直腸常在菌が尿道口から入ってきて、膀胱へさかのぼっていき感染。膀胱内の粘膜が炎症をおこすことを言います。

尿道の長さは女性の3cm~4cmに対して、男性は尿16cm~20cm。
大腸菌がさかのぼるのにも時間がかかるし、その間に排尿すれば洗い流されます。
さらに悪いのは女性は尿道が男性よりも太いのが一般的。より膀胱に侵入しやすい体つきになっています。

 

おしっこ自体は、汚いの?

尿自体は、血液をろ過して作られるものです。無菌状態な尿は当然膀胱に長くあっても炎症をおこすことはあり得ません。(粘膜事態に損傷があったり、問題がある場合は別ですが)

おしっこが汚い!というのはイメージだけかもしれません。
空気に触れた尿はアンモニア臭が強まるので、そう感じるのかもしれません。
そういえば昔、自分のおしっこを飲む「尿療法」なんていうものがあったような気がします。
私には絶対無理だけど。

おしっこのチクチク対策には、水分補給も大事

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一日10回以上トイレに行きたくなったら、頻尿の可能性

おしっこが近い。
これって案外日常生活にストレスをかけてしまいます。

外出時の交通機関や車の中、出先のトイレ位置の確認など。
心配で外に出るのがイヤになります。

 

水分の取りすぎ?心因的なもの?
もちろんその可能性もありますが、おしっこのチクチクの可能性もあるのです。

一日に8回以上、寝ている間にも1回以上、一日合計10回以上トイレに行きたくなるときは、「頻尿」。そういう目安があるのはありますが、一日の尿の量や回数は人によって、また飲んだものによっても変わります。

でもビールやお茶など利尿採用のあるものを特に多くとったわけでもないのに、一日に何度も尿意をもよおすのは、明らかに頻尿と言えるでしょう。

 

頻尿の原因はおしっこのチクチクの可能性が大

おしっこのチクチクは、膀胱の内部は炎症を起こしてしまうこと。
炎症を起こすと、通常よりも敏感になってしまいます。
女性ならかかったことがない人の方が少ないとわ入れるおしっこのチクチク。
おしっこのチクチクの厄介なところは「一度かかると、体質改善しないことには再発する可能性が大」だということです。

大抵の場合、おしっこのチクチクになると医者に行き抗生物質をもらいます。
症状がなくなったので飲むのをやめてしまったりすると、菌は残ったままになり、また免疫が落ちる頃再発するのです。

この免疫が落ちることが実は一番問題です。

 

おしっこのチクチク以外で頻尿の症状があるものは?

過活動膀胱

その名の通り、膀胱が過剰に活動(排尿)してしまうことで、原因がわからないことも多いようです。膀胱に尿がきちんとたまっていないのに、急に膀胱が収縮してしまうと、トイレに間に合わず失禁してしまうことも(切迫性尿失禁)。

  • 何らかの理由で膀胱のコントロールが不具合
  • 老化現象
  • 原因不明

の場合がありますが、おしっこのチクチクの症状の一つでもあるので「加齢によるものだからしょうがない」と思わずにきちんと処理をした方がいいでしょう。
過活動膀胱による頻尿の場合は、実際は溜まっていないので1回に出るおしっこの量は少ないです。

 

残尿

おしっこが残ってる感じ。とても不快ですよね。
排尿後にも多少(~20mL)は尿が膀胱の中に残っているものですが。より多く残ってしまうことがあります。これも原因ははきりしないことが多いようです。
排尿する筋力の低下なども原因かもしれません。

 

心因性頻尿

大きなイベントや、発表、緊張する場面に「トイレに行きたい!」と思ってしまうことは誰にでもあるものです。そういう時はトイレに行ってもおしっこの量は少しだけだったり、排尿してしまえばすっきりすることがほとんどです。
けれど緊張が続いたり、ストレスの多い職場や環境などにずっといると、尿意コントロールができなくなることも。ストレスの発散方法をうまく見つけましょう。

 

夜間頻尿

若い頃にはなかったのに、夜間に何度もトイレに行きたくて起きてしまうことで、加齢によるものだと言われています。心因性のストレスも関係しています。

 

おしっこの悩みは人に言いづらいけど、放置していても良くなりません。

水分を取らないようになって体を壊したり、一日中トイレのことを頭のどこかに置いておくのもストレスです。
おしっこのチクチクになったことのある方は、おしっこのチクチクが再発しての頻尿の可能性もあるので是非「100万本売れてるおしっこのチクチクすっきり天然果汁」をお試しください。

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厚生労働省や学会などの公的機関から、「おしっこのチクチクの治療マニュアル」という形で公式に発行されているものは残念ながら2017年現在ありません。

2001年度に出版された日本感染症学会・日本化学療法学会編集の「抗菌薬使用の手引き」の中に「急性単純性おしっこのチクチク」の記述があります。

急性単純性おしっこのチクチクは腎臓や膀胱になにも疾患がなく発症するおしっこのチクチクで、おもに性的活動期の女性に多くみられます。 大腸菌が原因になることが多く、抗菌薬(抗生物質)が良く効きます。

う~・・痛い。

急性単純性おしっこのチクチクとは?

  • 20~40才の女性の25~35%が罹患
  • 感染症としては比較的軽症

 

症状の持続は

  • 平均6.1日、平均2.4日の日常活動の制限
  • 平均1.2日の就業制限
  • 平均0.4日の臥床

がみられるというデータもあり、社会的損失は決して少なくありません。

 

【おしっこのチクチクの症状】

  • 頻尿(尿の回数が増える)
  • 排尿痛(排尿時の痛み)
  • 尿の混濁
  • 残尿感
  • 膀胱付近の不快感

【尿の検査での診断】

  • 膿尿(尿の中の白血球)
  • 細菌尿(尿の中の細菌)

が見つかれば、急性おしっこのチクチクです。

 

より重い腎盂腎炎と区別は?

発熱や全身倦怠感などの重篤な症状がなく、血液中の白血球増多や血沈の亢進、CRPの上昇などの炎症所見がないことで腎盂腎炎と区別できます。 細菌尿は尿中の細菌が104CFU/ml以上、膿尿については尿中の白血球数10個/mm3以上が基準になっています。

 

薬剤の効果について

急性おしっこのチクチクの原因菌は、大腸菌が70~95%を占めます。 その他に、ブドウ球菌属、プロテウス、肺炎桿菌属、腸球菌属などの細菌が認められています。

10~15%の症例では一般検査で一般の細菌が証明されないこともあり、クラミジア、ウレアプラズマ、マイコプラズマなどの関与も考えられています。

急性おしっこのチクチクの原因となる大腸菌は、多くの抗菌剤が良く効きますが、ペニシリン系の薬剤に対する耐性菌が徐々に増加しています。

ニューキノロン系や新経口セフェム系の薬剤の耐性菌はほとんどありません。

 

寒い冬はおしっこのチクチクだけじゃなく、いろんなウイルスが元気になってしまう季節。

おしっこのチクチクの原因は「膀胱に侵入した大腸菌」の場合が多く考えられます。

大腸菌自体は一年中いるものだし、冬だからかかりやすくなるというわけではありません。
でも、冬にはおしっこのチクチクになる人が多いのも事実。

なぜでしょうか?

それは簡単なことで「トイレを我慢する」からです。

女性は尿道から膀胱までの距離が、男性と比べて短く、おしっこのチクチクになりやすいと言われていますが、それでも膀胱に侵入したバイキンを外に出すことは重要で、おしっこを長い時間ためておくことはそれだけバイキンの繁殖が進むということです。

 

おしっこのチクチク:冬のエッチに要注意

冬はぬくぬくしたベッドの中にいつまでもいたいもの。
人肌恋しい季節でもあるので、パートナーとの性生活もお盛んになるもの。クリスマスなどのイベントもあるし。

でも、セックスの後は必ずトイレでおしっこをしましょう。
万が一大腸菌が膀胱に侵入したとしても、炎症を起こす前に尿で流し出してしまうのは、結構大事なことです。
普段から性器周辺を清潔にしておくことは当たり前ですよね!

 

おしっこのチクチク:水分補給も重要です

冬は汗をかきづらい分、水分補給を怠りがちです。
温かいお茶などを飲むことはあっても、夏ほどの量は飲みませんよね。
水分補給ができないと、新しい尿ができません。
そうなると古いおしっこがいつまでも溜まったままになり、バイキンも増殖しやすくなります。
ちゃんと水分補給して、おしっこをきちんと出しましょう。

 

おしっこのチクチク:便秘がちな人はおしっこのチクチクになりやすい??

便秘がちな人はおしっこのチクチクになりやすいのです。なぜでしょうか?
おしっこのチクチクの原因菌の多くは大腸菌です。便が体内にとどまっている時間が長いと大腸菌もどんどん増えていきます。
原因菌が増えてしまえば、排便の際に大腸菌が尿道口に侵入する確率も増えてしまいます。

なんとなくトイレが寒いから…。そう思っているだけで不思議と便意は治ってしまいます。
さらに朝いつまでもベッドにいて、準備する時間がなく、トイレに入る時間もないなんてこともあります。
便秘になると、おしっこのチクチクになる確率が高くなるのでご注意ください。

きゃ~~なんじゃこりゃ~~
きゃ~~なんじゃこりゃ~~

おしっこのチクチクで血尿の症状が出るとき

ある日、トイレでびっくり!「おしっこが真っ赤」
おしっこのチクチクの症状の中でもショッキングな血尿。
血尿は「出血性おしっこのチクチク」といわれ、炎症をおこした膀胱の粘膜から出血している状態です。
ちくちくしたり、ズーンと痛いおしっこのチクチク進行中によくある症状です。

血尿。実際自分が体験してみるとすごく恐ろしいんだけど、おしっこのチクチクになると案外、血尿がでることは多いのです。
膀胱内の粘膜はとても柔らかく、尿道から膀胱内に入り込んだウイルスが増殖すると、弱い粘膜がすぐにただれてしまいまい、出血しやすくなるのです。だからといって血尿が「気にしなくてもいい」わけじゃないです。

おしっこのチクチクによる血尿は、おしっこのチクチクが悪化しているサインの可能性もあります。
膀胱からの出血による血尿でなく、「腎盂腎炎」の可能性もあります。どちらにしても、血尿が出た場合は医者に行く必要があります。

おしっこが真っ赤になるほどのものから、顕微鏡で見なければわからない状態のものもあります。
大人なら急性おしっこのチクチクの症状のひとつですが、実は子供にも多いのが「出血性おしっこのチクチク」なのです。

おしっこのチクチク、また?
おしっこのチクチク、また?

 

出血性おしっこのチクチクの原因は「ウイルス」

おしっこ時にチクチクと刺すような痛みがあり、真っ赤な血尿がでることがあります。
ウイルスが原因の場合は特効薬はありません。
からだの免疫力を高め、自然治癒することが唯一の治療法です。

 

ウイルスが原因でない場合も

特殊な例ですが、抗がん薬や免疫抑制薬、抗アレルギー薬などの医薬品が原因の出血性おしっこのチクチクもあります。抗生物質や漢方薬が原因となる場合もあるようです。
がん治療などでうける放射線治療の後遺症として出血性おしっこのチクチクになる場合もあります。

 

急性おしっこのチクチクかもしれない?

尿に血が混じってる、もしくはおしっこの時に痛い、残尿感がある・・・。そんなときは出血性の急性おしっこのチクチクの可能性があります。
おしっこのチクチクは体の構造上女性に多い病気です。そして、なんとなく「自然治癒するかも」と放っておいてしまい、悪化する病気でもあります。

  • おしっこの時にチクチク痛い
  • ずーんと膀胱あたりが重い
  • 残尿感があり一日に何度もトイレに行きたくなる
  • 尿に血がまじっている
  • すぐにもれそうな感覚になる

 

こんな症状があると、急性おしっこのチクチクに可能性が大きいです。

 

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【濁り】おしっこのチクチク時のおしっこの変化

おしっこのチクチクになると「血尿」だけでなく、おしっこの様子が普段とは異なってきます。
尿が白く濁るというのも代表的なおしっこのチクチクの症状です。

  1. 膀胱に入った細菌と戦った免疫細胞(白血球)の死骸
  2. 炎症をおこしてただれ、剥がれ落ちてしまった膀胱の粘膜
  3. 炎症部分から分泌した液

これらのものが尿に混じることで、いつもは黄色い透明なおしっこが白く濁ってしまいます。
濁りはおしっこのチクチクの症状としてひんぱんにみられるものです。

急性おしっこのチクチクの場合、痛みがないことはあまりないのですが、知らないうちに悪化することもあるので、病院での尿検査は必須です。

う~・・検査やだなあ
う~・・検査やだなあ

 

【頻尿】おしっこのチクチク時のおしっこの回数

おしっこのチクチクでは、トイレに何度も行きたくなる、いわゆる頻尿という症状もあります。そして排尿量はごくわずかというのが典型的な症状です。これは9割の患者にみられる症状です。

この症状は、膀胱内の粘膜の炎症によって、神経が過敏になって起こるものです。治療によって炎症が治まれば、症状も消えます。

おしっこのチクチクには急性おしっこのチクチクと慢性おしっこのチクチクがあります。

急性おしっこのチクチクは、腹痛や血尿、残量感などつよい症状が現れますが、慢性おしっこのチクチクは症状は軽く、自分でもおしっこのチクチクとわからない場合もあります。症状は軽いのですが治療に時間がかかります。

おしっこのチクチクを繰り返してしまう私は、「慢性」かもしれないと思う方も多いようです。その場合は慢性というより、単純に急性おしっこのチクチクが治りきらずにいる場合もあります。

急性おしっこのチクチクは膀胱に大腸菌などのウイルスが侵入した場合が多いですが、本当の「慢性おしっこのチクチク」はちょっとやっかいなものです。

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慢性おしっこのチクチクは「慢性複雑性おしっこのチクチク」の場合があります。

慢性複雑性おしっこのチクチクは、何か別の原因があり、細菌が膀胱内に侵入・繁殖し、膀胱粘膜に炎症を起こしている可能のあるおしっこのチクチクです。
症状は軽く、自覚症状がない場合もあります。
トイレの回数が多い「頻尿」や、おしっこのときちょっと痛む・・・トイレから出てもすっきりせず、まだ残ってる感じがある。
そういう症状が続く場合は何か別の原因がある「慢性複雑性おしっこのチクチク」かもしれません。

他に考えられる原因としては

  • 肥大症
  • 膀胱結石
  • 尿路結石
  • 糖尿病
  • 腫瘍

などが考えられます。

膀胱結石が原因のおしっこのチクチクは、膀胱内に細菌のある石ができてしまい、膀胱内の細菌の繁殖・感染が長く続くことがあります。

原因が不明な場合も、まれにあるようです。

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細菌性の慢性おしっこのチクチクは、急性おしっこのチクチクと治療法はおなじ

細菌性の慢性おしっこのチクチクの場合、治療法は急性おしっこのチクチクと同様です。
抗菌剤や抗生物質を投与しますが、慢性おしっこのチクチクの治療は長期になる場合があります。
他の疾患が原因の場合、大元の原因である基礎疾患の治療を行わないと、根本的な治療にはなりません。

膀胱は、腎臓で作られた尿をためておくところです。
伸び縮みする筋肉でできています。

膀胱の出口、尿道は、尿道括約筋というじょうぶな筋肉によりふだんは閉じられているのでおしっこが漏れることはありません。

膀胱にたまった尿が200~300ミリリットルくらいになると、膀胱から神経を伝わって「おしっこがたまったよ」という尿意信号が送られます。

この信号を受けて脊髄を通って脳に伝わり、脳から「おしっこ、出してよし!」という指令があれば、身体は排尿の準備をします。

おしっこは脳から「出してよし」という指令があるまで膀胱の中に通常は溜まっています。

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