おしっこチクチクで病院へいくと


midori_15_komattana膀胱に違和感。どうしよう、おしっこのチクチクかも…。

おしっこのチクチクの疑いをもって病院へいくとまず「問診」をうけるでしょう。

 

●どんな自覚症状がありますか?
●いつからですか?
●発熱していますか?

おしっこのチクチクの場合は、排尿痛がある場合が多くあります。また、残尿感、頻尿、腹部痛、血尿、発熱などの症状が考えられます。次に「検査」です。

検尿で血尿、細菌、尿沈渣の検査を行います。

血液検査では、ヘモグロビン値、ヘマトクリット値の低下をみます。軽いおしっこのチクチクでは以上の検査で治まりますが、ひどい症状の時や、おしっこのチクチクを繰り返し起こす場合などはしっかりと検査します。

 

腎後性腎不全では、血液検査で、BUN、クレアチニン値の上昇を認めることがあります。発熱の場合は、腹部CT,腹部エコーにより全周性に膀胱壁の不整の有無、肥厚の有無の所見、出血がある場合は膀胱内に凝血塊の有無を調べます。

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検査の結果を見ながら「内服薬を処方」されるでしょう。代表的な内服薬のクラビットなどは、腎機能の低下した人は使うことが出来ません。用法もきちんと守らなければなりません。

《処方薬についてはこちら》

間違った飲み方をする事によって、腎機能を悪化させることになるのです。薬は医師の処方どうりに飲まなければなりません。

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ペニシリン系のサワシリンやビクシリンなどもよくつかわれます。抗生剤も人によって効果が違いますから、処方された薬をきちんと飲んで、症状が治まらなければ薬の効果がなかったことになります。その時は、また、内服薬を変えて処方してもらってきちんと飲んでおしっこのチクチクを治療しましょう。

内服薬は、きちんと飲んで、しっかりと治療。

これはとても重要なことです。

 

おしっこのチクチクにならないための2つのポイント

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1・免疫力を低下させない事
2・膀胱に菌を入れないように清潔にしておく事

《おしっこのチクチクをくりかえしたくない方はこちらで予防法を》