「また、おしっこのチクチクになっちゃったよー」なんて、もう言いたくない
つらいおしっこのチクチク、まずは下半身を清潔にすることが大切です。特に10代後半から20~30代の女性は要注意。
おしっこのチクチクの症状は、主に次の3つです。
●排尿時、排尿後の痛み
●頻尿で、1日10回以上トイレに行きたくなります。尿は少ししか出ず、残尿感があります。
●尿が白濁したり、血液が混じることがあります。
原因は尿道から入ってきた細菌の場合がほとんど。ということは・・・
尿道から細菌が入らないように気をつけなきゃダメ!
女性の尿道口は、細菌の存在する膣や肛門に近くいため、細菌が侵入しやすくなっています。また、尿道も男性より短いので、細菌が膀胱まで到達しやすいのです。女性ってちょっと損かも…。
おしっこのチクチクの原因菌は大腸菌がほとんどですが性感染症のクラミジアも原因となることがあります。
下半身を清潔にして、細菌が増殖しないことが重要です。
●排便後は、前から後ろに向かって拭きます。
●生理用ナプキンは、こまめに換えます。
●セックスの前後には、カップルの双方がシャワーなどを使用して清潔にします。
●セックス後に早めに排尿します。
●便秘に注意。便秘をすると大腸菌が増えます。
この他、抵抗力を落とさないためにも、睡眠と栄養をしっかりとり、身体を冷やさないようにします。また、細菌が侵入しても排尿によって体外に出せるように、水分を十分とっておしっこを我慢しないようにします。
治療をしても、おしっこのチクチクの症状が続く場合は、間質性おしっこのチクチクの可能性がありますので、専門医に相談するとよいでしょう。