セックスのあとおしっこのチクチクに・・・。わたしはならないって思っていたのに
おしっこのチクチクの原因はさまざまだけど、基本的には「細菌が尿道にはいる」ことからはじまります。
- トイレをガマンしていたり
- 寒い格好をしていたり
- 清潔でない手で下半身をさわられたり
とくに3番。1や2は自分が気をつければすむことだけど。セックスはパートナーありきだから。セックスのときに冷静に彼の行為を憶えてるってのもちょっと・・・。だけどよく思い出してみてください。
- コンドームしてましたか?
- 彼の手は、アナルに触れてませんか?
- セックス前にシャワーあびましたか?
- 彼が、激しく口でしませんでしたか?
- 終わった後、トイレにすぐ行き、おしっこしましたか?
どうですか?
清潔な環境でしたか?なかなかそうは行かないものですよね・・・。
この記事では・・・
セックスでうつるおしっこのチクチクを防ぐ方法
- おしっこのチクチクの原因、細菌の侵入を防ぐ方法
- おしっこと一緒に細菌を出してしまう
- 細菌が入ってきても退治する力【免疫力】を持つ
おしっこのチクチクにならないための免疫力アップの方法
- 暖かくする
- しっかり休養する
- ビタミンA、B、C、E、亜鉛のはいった食品を摂る
などを紹介します。
セックスでうつるおしっこのチクチクを防ぐ方法はおおきく3つ
1・おしっこのチクチクの原因、細菌の侵入を防ぐ
おしっこのチクチクの原因菌は、ほぼ大腸菌です。女性は尿道がたった6センチほど。
肛門についた、目に見えない大腸菌が、彼の指や舌によって尿道口に触れ、そこからあっというまに膀胱へ。すぐに侵入を許してしまいます。
男性は尿道が長いから、細菌が膀胱に届く前におしっことともに外へ出されることが多く、おしっこのチクチクになりづらいのです。
でも、愛してくれてる行為として、しらずにおしっこのチクチクを女性に発症させてしまうことが多いにあることは、彼氏やパートナーに知っておいて欲しいことです。
パートナーにはなかなかいいづらいなあ
いいムードのときに、手を洗って!シャワー浴びて!なんていいづらい…。
とてもよくわかります。万が一、清潔じゃない状態でコトが始まっちゃった場合は、もうたった一つしか方法はありません。
2・セックスのあと、すぐにトイレにいき、おしっこと一緒に細菌を出してしまう
彼の行為で、大腸菌が尿道に侵入したとしても、膀胱の中にまで入る前に、流しだしてしまいましょう。ビデを使ってきれいにするのもいいことです。
ただ、結婚していて妊娠計画中ならともかく、コンドームは絶対です。おしっこのチクチク対策だけじゃなく避妊とともに、淋病やクラミジアなどの性感染症を防ぐことができます。
妊娠中はコンドーム付けずにできる!なんて喜んでるあなたとご主人!それは大間違いですよ。妊娠中はおしっこのチクチクにかかりやすくなってるんです。しかも薬が飲みづらかったり・・・。母体とともに妊娠中の赤ちゃんも心配です。
妊娠中こそ、清潔なセックスを!
3・細菌が入ってきても退治する力【免疫力】を持つ
私たちの身体には外からのウイルス侵入に対抗する免疫力というものがあります。
大腸菌じゃなくても空気中には多くの細菌があり、いつも身体へ侵入しようとしています。でも細菌感染のたびに病気になっているわけではありませんよね。
細菌の侵入経路で多いのは
- 傷口
- ノドや鼻
のふたつ。セックスでいろんな病気がうつりやすいのは、やわらかい粘膜を傷つけていることもあるかも?
免疫力というのは免疫細胞のはたらきのこと。
免疫細胞が良くはたらく=免疫力が強い
ということです。
セックスでうつるおしっこのチクチクを防ぐ「免疫力」をアップするには?
細菌侵入がおきると、血液に乗ってパトロール中の免疫細胞がはたらきはじめます。
- どんな種類の細菌か?
- 過去におなじ細菌に侵入されたことはないか?
- この種類の細菌にはどんな手段でやっつけたらいいか?
など免疫細胞は助け合って、情報を交換し細菌をたおそうとします。
傷口に膿がでますよね?
これは細菌を食べてしまって、死んでしまった免疫細胞の姿なんです。
ノドや鼻から侵入したウイルスは?
ノドや鼻からはいってきた風邪のウイルスを、身体の奥まで入らないように粘膜が捕まえます。
そしてクシャミや鼻水にのせて外へ出します。
風邪の諸症状といわれる「クシャミ鼻水、鼻づまり」は、ウイルスがこれ以上身体の中に進入しないようにする免疫力の起こすことなのです。
だから、やみくもに風邪薬をのんで症状を抑えてしまうのは風邪が長引く原因になってしまうかも。
セックスでうつるおしっこのチクチク:繰り返す人とそうでない人の違いは免疫力の強さ
じゃあその免疫力を高めるにはどうすればいいの?それは
- 暖かくする
- しっかり休養する
- ビタミンA、B、C、E、亜鉛のはいった食品を摂る
「一に休養、二に栄養」ってほんとですね。
おしっこのチクチク予防・改善に「暖かくすること」が必要なわけ
暖かくしてると風邪引かない。それって当たり前のような気がしますが、なぜでしょう?おしっこのチクチクも寒い冬のほうがかかる率が高いのです。
その理由は
免疫細胞は37度以上になるととてもよく働くから。
寒いところにいたり、ミニスカートで下半身がスースーだったりすると、免疫細胞は働いてくれません。なので細菌が入ってきたら、ひとたまりもなく感染します。
これは暖かい部屋でセックスすれば感染しないってことではありませんよ。普段から暖かくしておくことが必要だということです。
暖かくすることが必要な理由はもうひとつ。
身体を暖めると巡りがよくなり、免疫細胞が活発に働くようになること。免疫細胞に栄養をあたえ、戦ってもらうには巡りのよさが必要。
おしっこのチクチクを繰り返す人は冷え性の人が多いようです。
おしっこのチクチク予防・改善に「しっかりとした休養」が必要なわけ
免疫細胞は、人が眠っているときに働きます。眠りが浅かったり、夜更かしや不眠が続くと免疫力は低下して、体調をくずすことがありますよね。
しっかりと眠りためには、身体を暖めることもやっぱり大事です。
おしっこのチクチク予防・改善に「ビタミンA、B、C、E、亜鉛」が必要なわけ
ビタミンA、B、C、E、亜鉛は免疫力をあげる栄養素です。
- ビタミンAは皮膚や粘膜を強化し、リンパ細胞の働きを応援します。身体の酸化を押さえる抗酸化作用もあります。
- ビタミンBは細菌をやっつける抗体の元になります。
- ビタミンCは免疫細胞のひとつ、細菌を食べるマクロファージという細胞を元気にします。
- ビタミンEはビタミンBの手伝いをします。
- 亜鉛は免疫細胞を作る胸腺を活性化します。
身体を暖めて、よく休んで、ビタミンA、B、C、E、亜鉛のはいった食品を摂ること。これがおしっこのチクチクにならない方法です。
パートナーとのセックスが楽しいものでありますように。
日頃から心がけておきたいですね。